クメール王朝(世界文化遺産)アンコール遺跡群を巡る旅 5日間
世界遺産の名高いアンコール・ワットの発見はわずか約150年前にフランスの学者によって発見された場所です。それまでは密林の中に奥深く眠り続けていたのです。発見から半世紀後に今度は1辺が約3kmの城壁で囲まれた都としてアンコール・トムが築かれ、そこに存在するのがバイオン寺院です。今回はこのアンコール・ワット遺跡群を廻る旅は如何でしょうか。
このツアーのオススメスポット
アンコール・ワット (Ankor Wat)
12世紀初頭にアンコール王朝のスールヤバルマン2世が30年の歳月をかけて建造したヒンドゥ教に捧げられ、王の死後は王を祀る霊廟となり、そして寺院は王の権力の象徴であるとともに、自身のが宇宙の支配者である神々と交信した聖なる場所でもあった。神のための宮殿は耐久性のある砂岩やレンガで、王の宮殿は自然の恵みを象徴する木造というように材料をわけて造られている。
アンコール・トム(Ankor Thom)
アンコール・トムはアンコール・ワットが出来てから半世紀後に、クメールの覇者と呼ばれたジャヤヴァルマン7世によって一辺およそ3kmの城壁に囲まれた王都が造られた。トムの中心にはバイオン寺院があり四面には観世音菩薩の乱立するこの場所は仏教寺院として建てられた。
タ・プローム(Ta Prohm)
1186年にジャヤヴァルマン7世によって母親の為に創建された元は仏教寺院であったが、後にヒンドゥー教寺院は改装されたと考えられている。ここは自然力を明らかにするために、樹木の除去や本格的な積み直しなど修復の手を下さないままの姿であるがゆえ、この遺跡の状態は人々の心を強く打つようです。
ロレイ寺院 (Lolei)
建立当時は大貯水池の中央の小島の上に建設されていた。この貯水池はヤショーヴァルマン1世の父、インドラヴァルマンにより建立されたもので、アンコール地域にある東西メボン寺院の原型と言われています。祠堂は6基であったが今は4基の祠堂が残っている。
プリア・コー寺院 (Preah Ko)
「聖なる牛」の意味を表すプリア・コー。この寺院に祀られていた聖なる牛ナンディンに由来する。インドラヴァルマン1世が先王や祖先の為に建立したといわれている。聖なる牛と言われるこの寺院には3体のナンディン像が並んで祀堂の方向を向いて並んでいる。
バコン寺院 (Bakong)
インドラヴァルマン1世がヒンドゥーの神々に奉献した寺院です。周囲は環濠を巡らしたアンコール時代最初のピラミッド型寺院と言われています。